グリーンアスパラガス (特産品のご紹介)

写真:グリーンアスパラガス
グリーンアスパラガス


写真:アスパラ畑
アスパラ畑


写真:収穫前のアスパラ
収穫前のアスパラ

●名寄地域のグリーンアスパラガスの特徴

アスパラガスの原産は南ヨーロッパ〜南ロシアで、日本へは江戸時代にオランダから伝わったと言われています。日本では鑑賞用として利用されていたらしく、大正から昭和初期の頃より食卓へ上るようになりました。当時のアスパラと言えばホワイトアスパラガスを指していましたが、現在では一般的にアスパラと言えばグリーンアスパラガスの事を指し、グリーンアスパラガスを一般化させたのは名寄だと言われております。

原産が南ヨーロッパということで、もともと非常に冷涼な気候に適しており北海道の気候とは相性ピッタリというわけですね。名寄地域は盆地であり夏は暑く冬は非常に厳しい寒さになります。しかし、その気候がアスパラにとって最適というわけで、加えて、夏でも昼夜の寒暖の差が大きいこの地域はアスパラがおいしく成長するのにうってつけなのです。

アスパラは春から本格的な夏に入る前(5〜7月上旬まで)にかけて収穫します。なぜそんなに収穫期間が短いかというと、アスパラの品質の保持のためです。翌年の収穫のために、収穫期後は茎や葉を伸ばし、光合成により翌年分の養分を根にたっぷり蓄えさせます。繰り返しますがその際に北海道内でも冷涼なこの地域の気候はアスパラの養分蓄積に大変有利なのです。

また、この地域の気候は病害虫の発生も少ないので、クリーンな栽培を実現できるという利点がアスパラにとっても大変な自然の恵みとなっております。

数年前に、日本テレビ系列の「どっちの料理ショー」にて、特選素材としてとりあげられた程のアスパラです!旬の時期(収穫期5〜7月上旬)は短いですが、それがかえって旬の物を旬に頂くという当たり前な「最高の贅沢」を実現するのです。


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