関連施設のご案内:ゆきわらべ雪中蔵(雪中型もち米低温貯蔵施設)

写真:ゆきわらべ雪中蔵 外観
ゆきわらべ雪中蔵 外観


写真:ゆきわらべ雪中蔵 内部
ゆきわらべ雪中蔵 内部

その名の通りもち米を低温で貯蔵する施設なのですが、その低温を管理する部分に秘密があります。名寄地域は夏の暑さとは打って変わり、冬季は豪雪地帯と化します。しかし、その雪を逆に利用してもち米を低温に保つという方法をとっています。

まちに降り積もる雪を新たな冷熱エネルギー源として貯雪室(約1,300t)に貯雪し、春先から夏季までその冷熱を利用して玄米を低温(5℃)貯蔵し米の酸化を防いでいます。この施設は国内において初めての「水稲もち米専用雪室型もち米低温貯蔵施設」です。

施設には、貯雪室の他、冷熱をコントロールする機械室が1階と2階に一室ずつ配備され、もち米を貯蔵する貯蔵庫が2室あります。その貯蔵量は玄米にして50,000俵(3,000t)程です。延べ床面積は約1,848m2となっています。冷却方法は直接熱交換冷風循環方式を採用し空調混合機により常に室温5℃、湿度70%に保たれています。


さらに詳しく >>

|このページのトップへ ▲|